りんごあつめ

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Appleのデザインや歴史を深く知りたい時に読む本まとめ!ジョナサン・アイブ、スティーブ・ウォズニアック…あなたのAppleマニア度はどれくらい?

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Appleと言えば、今や知らない人は居ないほどの超有名企業。

そんな超大企業Appleがどのように出来上がったのか、みなさんはご存じでしょうか?

普段、iPhoneやiPad・MacといったApple製品を使っている方でも意外に知らないAppleの歴史や細かなこだわり…そんなアップルを形づくるものを知ることで、あなたの知らないアップルが見えてくるはず。

今回は、そんなAppleマニアの心をくすぐる知識が凝縮されている、オススメの書籍たちをご紹介します。

スティーブ・ジョブズ:世界に魔法を掛けた男

スティーブ・ジョブズってどんな人?

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Appleと聞いてまず思い浮かべるのは、ジーンズに黒いショートネックのシャツを着た男性、スティーブ・ジョブズです。

1976年の春、彼は仲間と共にAppleを創業。当時黎明期だった個人向けコンピューター市場に、AppleⅠを引っ提げて参入しました。

その後、後継製品のAppleⅡや今日まで続くMacintoshなど、革新的な新製品を次々と発表したジョブズですが、理想を追求するあまり高圧的あるいは強引な人物だと思われたり、製品を作りすぎて赤字を招くといった失敗もしています。

Appleを追放され、NeXT設立。

結局、ジョブズは1985年に事実上Appleを追放されることになるのですが、歩みを止めることなくNeXTという新たなコンピューター会社を立ち上げます。

このNeXTで開発した「NEXTSTEP」は、オブジェクト指向など、その後の主流となるコンセプトが導入された先進的なOSでした。

ちなみに、世界で最初のWebブラウザはNEXTSTEP上で開発されたと言われています。もちろん、それ以外にも多くの分野に、さまざまな影響を与えました。

また、この追放期間中、ジョブズはルーカスフィルムからCGアニメ部門を買収。

ピクサーという新たな社名を得たこの会社は、後に映画『トイ・ストーリー』で爆発的なヒットを飛ばします。

ジョブズ、Appleへ復帰へ

さて、NeXTとピクサーという2つの会社を抱え忙しくしていたジョブズの下に、ある日こんな話が舞い込んできました。

「Appleが既存のOSに代わる次世代のOSを探している」

時代は、Windows95の登場で、個人向けコンピューター市場が一気に花開いた頃。

しかし、当時のAppleは革新的な新OSの開発に失敗し、外部の企業が開発するOSの導入を検討していました。

ジョブズ追放前、そして復帰後のAppleでは決して考えられないことですが、この判断が結果として同社の復活をもたらすことになります。

話を聞いたジョブズは、早速自社のOSを売り込みに掛かりました。

競合する企業もありましたが、最終的にAppleはNeXTのOSを会社ごと買収することを決断。

ジョブズはこうして、約10年振りにAppleに復帰したのです。

ちなみに、この時Appleが手に入れたNEXTSTEPは、後にMac OS X(現在のmacOS)として日の目を見ることになります。

さて、そんな「Appleと共に生きた男」であるスティーブ・ジョブズ。決して完璧超人ではなかった彼の一端に触れられる本を、ご紹介しましょう。

ジョブズのことがわかるおすすめ本はこちら

スティーブ・ジョブズ Ⅰ・Ⅱ

スティーブ・ジョブズ I

スティーブ・ジョブズ I

スティーブ・ジョブズについて扱った本は多々ありますが、この本はその中で恐らく唯一の「本人公式の」伝記です。

この本の冒頭には、著者がジョブズ本人から執筆依頼を受けた日の事が書かれており、その時点から既にジョブズの人柄の一端を垣間見ることができるのも魅力の1つ。

また、公式伝記というと本人にとって不都合な事は排除されるケースもあるのですが、この本に関しては特にそういった事は行われていないようです。

ジョブズが好きな人、ジョブズと対立した人、ジョブズが大嫌いな人、彼に関わる様々な人物のインタビューも踏まえたその内容は、一般的な伝記が苦手な方でも引き込まれて夢中になってしまうこと請け合い。

2分冊されていますが、私は一気に読んでしまいました。最初の1冊としてお勧めです。(kindle版あり)

スティーブ・ジョブズ(漫画版)

スティーブ・ジョブズ

スティーブ・ジョブズ

前述の公式自伝を元にした漫画が、こちらの本。

漫画化を担当したのは、『テルマエロマエ』などでお馴染みのヤマザキマリ氏です。

公式自伝は読みたいけれど、文字ばっかりは苦手という方は、こちらの漫画版から入ってみるのも良いと思います。(kindle版あり)

Think Simple Appleを生み出す熱狂的哲学

Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

Think Simple アップルを生みだす熱狂的哲学

この本は、かつてジョブズと共に仕事をしたケン・シーガル氏の執筆で、本の主題は仕事や生活におけるシンプルさの大切さやメリットを解くものです。

その点ではビジネス書や自己啓発書に近い位置づけになりますが、題材としてスティーブ・ジョブズとAppleを選んでいる為、随所に在りし日のジョブズのエピソードがちりばめられているのが特徴。

単なるビジネス書としてだけでなく、ジョブズのエピソード集としても十分に楽しむことができます。

前述の『スティーブ・ジョブズ』と合わせて読むと、双方をより楽しむことができるでしょう。(kindle版:あり)

スティーブズ

スティーブズ 1 (ビッグコミックス)

スティーブズ 1 (ビッグコミックス)

こちらも主にスティーブ・ジョブズについて扱った漫画ですが、後述する共同創業者スティーブ・ウォズニアック氏とのW主人公となっています。

いちばんの特徴は、2人の主人公やその周囲を取り巻く人々を”漫画的”に表現していること。

例えば、ジョブズのプレゼン能力を象徴する「現実婉曲フィールド」を、この作品ではある種の超能力のように扱っています(ドラゴンボールの”気”やNARUTOの忍術のような表現をイメージして頂ければ良いかと)。

あくまでも「史実を元にしたフィクション」ではありますが、だからこそ2人についてよく知らないという方には、入りやすい作品かもしれません。

また、各話の間には専門家の解説も入っており、そちらもまた読み応え抜群。Appleに限らず、ITに興味のある方にはお勧めの作品です。(kindle版:あり)

スティーブ・ウォズニアック:世界に魔法を掛けたもう1人の魔法使い

スティーブ・ウォズニアックってどんな人?

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Appleをジョブズと共に立ち上げた中心的な人物の1人が、スティーブ・ウォズニアック(通称:ウォズ)です。

エンジニアの家に生まれたウォズは、6歳でアマチュア無線の免許を取得し、13歳の時には自作のコンピューターでコンクールの優勝を勝ち取るなど、後に開花するその才能を磨いていきます。

彼とジョブズとの出会いは、1971年。コンピューターメーカー「ヒューレット・パッカード(HP)」のインターンシップでのこと。

この時の縁が、Apple最初の製品「Apple I」開発へと繋がっていくのです。

ちなみに、Apple設立以前、ウォズがHPに務めていたということは意外と知られていません。

もし、ウォズがAppleに入らずHPに残る選択をしていたら、今私達はこうしてiPhoneやMacを使っていなかったかもしれませんね。

◆ウォズ、キャラの元ネタに起用されている

スティーブ・ウォズニアックはアニメやドラマなど多くの作品で、キャラクターのモデル或いは名前や設定の元ネタとなっています。例えばこんな感じ。

交響詩篇エウレカセブン作中に、彼とジョブズを元ネタにしたと思われるキャラ(ウォズとジョブズ)が登場する。
仮面ライダージオウウォズという名前の未来人が登場する。また、彼の変身シーンでは、大きな竜頭の付いた四角い時計型のグラフィックが表示される。

こんなところからも、ウォズが人々に愛されている様子が見て取れますね。

ウォズのことがわかるおすすめ本はこちら

アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝

アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝

アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝

ジョブズの伝記は本人公認の物がありましたが、ウォズの場合は本人自ら書いた自伝が出版されています。

それが、この『アップルを創った怪物―もうひとりの創業者、ウォズニアック自伝』。ちなみに原著のタイトルは『iWoz』です。

ウォズ自身はAppleⅡを最後にApple製品の開発からは退くいていますが、現在のAppleを象徴する” i "をタイトルに入れていることからも分かる通り、現在でも彼はAppleユーザー。

そんなウォズの思いを感じ取れる、貴重な1冊ではないでしょうか?

ジョナサン・アイブ:Appleを支え続けたデザイナー

ジョナサン・アイブってどんな人?

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ジョナサン・アイブ(ジョニー・アイブ)は、2019年現在Appleの最高デザイン責任者の職に就く、文字通りApple社を代表するデザイナーです。

彼がAppleにやってきたのは、ジョブズが追放された後の1992年。

元々イギリス人だった彼は、Appleで仕事をするために海を渡ってアメリカへやってきました。

そんな彼が日本人の井澤直人と共にデザインしたのが、Appleの創業20周年記念として作られたMacの特別モデル。

1997年に発売されたそれは、後のiMacに通じるディスプレイ一体型Macで、専用のスピーカーユニットなどが同梱された豪華な仕様となっていました。

当時Appleに復帰したばかりのジョブズがこの製品にどんな思いを抱いたかは諸説ありますが、少なくともジョニーのデザインの腕は買っていたようで、程なくして彼はAppleとPCの歴史を変える製品のデザインをジョニーに任せます。

それが、初代iMac。

ジョブズがボンダイ・ブルーと名付けた海色のカラフルな筐体は、PCらしからぬ半透明素材を採用し、多くのユーザー・メーカーに衝撃を与えました。

その後もジョニーの活躍は続き、iPod・MacBook・そしてiPhoneやiPadなど、現在のAppleを支える屋台骨となる数々の製品をデザインしています。

また、Appleの発表会では、ステージで披露される映像に登場して新製品について熱く語るなど、単なる「デザイン技術をもった人」に留まらないスタイルも彼の魅力の1つ。

ウォズと同様、ジョニーもまた、ジョブズの夢を形にする魔法使いの1人なのです。

ジョナサン・アイブを知るならこの本がおすすめ!

ジョナサン・アイブ〜偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー〜

ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー

ジョナサン・アイブ 偉大な製品を生み出すアップルの天才デザイナー

ジョナサン・アイブのデザインに対する思いを知ることが出来るのが、この本。

特徴的なのは、彼が関わった製品の写真やデザイン画が多数収録されていること。

通常、こうしたものは権利関係だったり、開発部門の機密保持といった事情から、一般の書籍にはなかなか収録されません。

その点だけ見ても、この本の凄さが分かります。

ジョナサン・アイブに興味のある方だけでなく、Apple製品やデザイン全般に興味をもっているという方にも、この本はオススメです。

Designed by Apple in California

こちらは2016年に発売されたApple公式の写真集で、iMac以降に登場した多くのApple製品の写真が収録されています。

あくまで写真集なのでジョナサン・アイブ自身について語った物ではありませんが、ジョブズとジョニーが生み出した数々の製品を見ることで、何かを感じたり、学んだりすることもあるのではないでしょうか?

ちなみにこの本、事実上AppleOnlineStoreの専売です(Amazonなど一般の書店では、ほぼ手に入りません)。
本のサイズはかつてのiPodのように大・小の2種類。

小の方が大より価格は安めですが、収録されている内容自体はどちらも同じ。

何となく、ユーザーのAppleに対する信心を試されているような気がするのは、果たして私だけでしょうか?

残念ながらApple創業期やジョブズ追放期の製品は掲載されていませんが、どん底からAppleをV字回復に導いた製品達を写真で眺めるのも、なかなか面白いと思います。

まとめ

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友達にちょっと自慢できるApple豆知識を。
今回は「Appleのデザインや歴史を深く知りたい時に読む本まとめ!」と題して、Appleに関わる3人の人物と、彼らを知るためのおすすめ本をご紹介しました。

ご紹介した本の殆どは電子版も用意されているので、紙の本を持ち歩きたくない方は、そちらで読むのもお勧めです。

ゴールデンウィーク明けに友人にちょっと自慢できるApple知識を得る機会。陽気のいい日に外で読書を愉しんでみてはいかがでしょうか。

以上、「Appleのデザインや歴史を深く知りたい時に読む本まとめ!ジョナサン・アイブ、スティーブ・ウォズニアック…あなたのAppleマニア度はどれくらい?」でした。