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2018年の新型iPad Proは2017年モデルと何が変わったか比較!インチサイズや容量の違いなど、注目の変更点を解説します。

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2018年10月発表のiPadPro、どう変わった?(photo:Apple
先日発表された後、大きな話題となった新しいiPad Pro。今回は11インチと12.9インチの2機種が用意されましたが、実際の所、昨年のモデルとどの程度違うのでしょうか?

新型と旧型iPad Proのスペック比較して、新型iPad Proが買いに値するか見ていきましょう。

新型と旧型iPad Proのスペック比較表

細かい話に入る前に、まずは今回発表された新しいiPad Proのスペックをおさらいしておきましょう。

新旧iPad Pro仕様

2018年iPad Pro 2017年iPad Pro
ディスプレイ 11inch・12.9inch 10.5inch・12.9inch
CPU Intel Apple A12X Bionic Apple A10X
内蔵ストレージ 64GB・256GB・512GB・1TB 64・256・512GB
RAM 不詳(1TBモデルのみ6GB・それ以外のモデルは4GB) 不詳
出力端子 USB-C(1基) Lightning(1基)
重量 468g(11inch)・631g(12.9inch,Wi-Fi)・633g(12.9inch,Wi-Fi+Cellular) 469g(10.5inch・Wi-Fi)・477g(10.5inch・Wi-Fi+Cellular)・677g(12.9inch・Wi-Fi)・692g(12.9inch・Wi-Fi+Cellular)
セキュリティ Face ID Touch ID
価格 11inch:89,800円(税別)〜・12.9inch:111,800円(税別)〜 10.5inch:69,800円(税別)〜

価格はいずれも記事執筆時点の日本のAppleOnlineStoreのものです。また、2017年モデルの12.9inchは新品の取り扱いが終了している為、価格は未記載としています。

注目すべき変更点は?

2018年10月発表の新型iPad Proで変更された点はいくつもありますが、私が最も注目したのは下記の5点。

  1. パソコン並みのiPhoneXS強化版CPUが搭載された。
  2. 最大1TBの大型内臓ストレージが選択できるようになった。
  3. 充電&データ通信に使う端子がLightning端子からUSB-Cへと変更された。
  4. 刺して充電しなくて良くなった新型Apple Pencil
  5. 横向きでも縦向きでも反応してくれる顔認証「Face ID」搭載

コスト面では2017年モデルより少し値上りしてしまった2018年の新型iPad Proですが、機能面では飛躍的に進歩しました。

早速、各項目について詳しく見ていきましょう。

注目すべき新型iPadProの5つの性能

パソコン並みのiPhoneXS強化版CPU:

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AdobeのPhotoshopも使えるほどパワフルに。(photo:Apple
iPad Proの核となるCPUは、今回A12X Bionicと呼ばれる物が採用されています。

これは、先に発売されたiPhoneXS/XS Max/XRに搭載されている「A12Bionic」のグラフィック能力強化版。簡単に言ってしまえば、歴代iOS用CPUの中で最強の存在です。

iPad Proの場合、iPhoneよりもディスプレイが大きく、さらに高いグラフィック処理能力が要求される為、このような強化版CPUを搭載しています。

2017年モデルは2世代前のCPU搭載

ちなみに、先代の2017年モデルのiPad Proは、10.5inch、12.9inchのいずれも2世代前のA10Xチップを搭載。

これは、昨年のiPad Proの発売時期がiPhoneより前になった為、iPhoneX用のA11Bionicを搭載できなかったことによるものです。

新旧iPadProのベンチマーク比較

さて、気になる性能差ですが、各種メディアが公開しているベンチマークアプリのテスト結果によると、昨年発売のiPad Proと比較してかなり大きな性能差があることがわかっています。

同じGeekbenchによるスコア性能比較を見ると、前世代のiPad Proはもちろんのこと、単体でMacBookを駆動できるほどの性能があることが判明している「A12 Bionic」チップを搭載したiPhoene XS・iPhone XS Max・iPhoen XRをもしのいでいます。

また、2018年7月に発売された15インチのMacBook Proでも、2.2GHz・6コア Core i7搭載型に対してはシングルコア性能で勝っていることが判明しました。

新型iPad Proのベンチマークスコアが公開、一部の性能はMacBook Proすら超えていることが明らかに - GIGAZINE

YouTube動画では、さほど性能差を確認できず。

ただ、YouTubeなどで実際に使っている方の使用動画などをチェックしてみると、少なくとも現時点では、昨年のモデルと比較して体感で性能差を感じられるほどのものではない様子。

もちろん、現段階では多くのアプリがiPad Pro(2018)に最適化されていない状態ですから、今後はこの状況も少しずつ変わってくるものと思われます。

とはいえ、昨年モデルのiPad Proを既にお持ちの方は、その性能に不満を感じない分にはすぐに買い換えなくても良いのではないでしょうか。

Macと同レベルの最大1TBストレージ:

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Macなどパソコン標準容量と同程度の容量が選べるように。

これまで、iPad・iPhoneを問わず、iOSデバイスの内蔵ストレージの容量は最大でも512GBでした。しかし、2018年発売のiPad Proからは、さらに増量して最大1TBまで選べるようになりました。

1TBの内蔵ストレージ(容量)というと、Macの上位機種など少し高めのPCの標準容量と同程度。いよいよiPadもPCに追いついたことになります。

ちなみに、下記の記事によると、同じiPad Pro(2018)でもストレージ容量により搭載されているRAMの量が異なるとのこと。

アップルが11月7日に発売した新型iPad Proについて、ストレージ最上位となる1TBモデルのみメモリーが6GB搭載されていることがベンチマークサイトGeekbenchに投稿されたスコアからわかった。
新型iPad Pro、1TBモデルのみメモリー6GB搭載と判明:週刊アスキー

512GBモデルまでは4GBのRAMを搭載するのに対し、1TBモデルは少し多めの6GBが積まれているようです。

これが事実だとすれば、動画エンコードなどグラフィック系の作業が多い方は、1TBモデルの方がより高いパフォーマンスを得られる可能性があります。

使い方によって、MacにするかiPadにするか選択を

しかし、1TBモデルはWi-Fiオンリーの物でもそれなりのお値段がしますし、そもそも1TBも容量を必要としない方にとってはRAMの為にそこまで投資するのか判断が難しいところ。

また、長時間のエンコード作業など、熱の発生が多い場合はファンを搭載したMacBook Proの方が有利になることもあるので、無理にiPad Proを選ぶ必要もないでしょう。

汎用性の高いUSB-C端子を搭載:

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MacBookに採用されてきたUSB-Cが遂にiPad Proにも。
iPad Pro(2018)最大の変更点の1つが、充電&データ通信用端子のUSB-Cへの切り替えです。

iPad(4th)以降、随分長いこと使われてきたLightning端子も、iPad Proに限って言えば、いよいよお役御免となりました。

新しく搭載されたUSB-C端子は、MacBook(12インチ、2015)で初搭載された事でもお馴染みの規格。端子サイズこそやや大きくなりましたが、その性能はLightningを上回ります。

また、Lightningの良さの1つであったリバーシブル(裏表がない端子構造)も共通なので、その点でも使いやすさは依然と変わらないでしょう。

Lightning規格の周辺機器を揃えてきた方にはちょっと面倒ですが、音楽用のオーディオI/Fなどはこれまで使えなかったMac向けの物も(消費電力さえクリアできれば)対応できるようになったので、必ずしもデメリットだけではありません。

USB-C化によりMacBook(12インチ)やMacBook Pro(2016以降のモデル)と充電ケーブルや充電器を共通化できるので、出張や旅行の荷物をちょっとだけ減らせるのも便利なところでしょう。

iPad側面に接着充電できる新ApplePencil:

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iPad上部にApple Pencilをくっつけて充電する。

iOSデバイスでは、2017年のiPhoneから採用されているワイヤレス充電。

新しいiPad Proでは、本体こそワイヤレス充電非対応ですが、新たに新型ApplePencil用のワイヤレス充電機構を本体に内蔵。ApplePencilを本体にくっつけるだけで、自動で充電してくれるようになりました。

従来のようにiPad側の充電端子に挿す必要がなくなったので、移動中にも充電しやすくなったのは大きなメリット。

なにより、あのダサくて、何かの拍子にペン側が折れてしまいそうな充電方法を採らなくて良くなった分、ユーザーとしても安心感が増しました。

一方、その弊害として、旧型のApplePencilは新しいiPad Proでは使う事が出来ません。

Lightning規格のiPad ProやiPad(6th)からの買い換えを検討している方は、ApplePencilの買い換えも必要となるので注意してください。

縦横関係なく解除できるFaceID搭載:

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Face ID搭載で両手を使わずにロック解除可能に。
新しいiPad Proでは、最新のiPhoneと同じく顔認証機能(Face ID)を搭載しました。これにより、旧来の指紋認証機能(Touch ID)は廃止されています。

Face IDとTouch ID、どちらが良いかは正直その人の使い方次第です。しかし、机などに置きっ放しでも、iPadを縦向き・横向きどちらで使用していても、顔を近づければロック解除できるのはFace IDの大きな利点。

いちいちホームボタンまで手を伸ばす必要がないので、台所でレシピを見ながら料理を作る時にも楽ちんですよ。

まとめ:新型iPad Proは買いか?

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どのiPadProを買うべきか?(photo:Apple
今回は「2018年の新型iPad Proは2017年モデルと何が変わったか比較!インチサイズや容量の違いなど、注目の変更点を解説します。」と題して、新しいiPad Proの変更点を中心にその魅力をご紹介しました。

気になる価格差は、10.5inchと11inchの比較で20,000〜25,000円程度。

この先何年か使い倒すということであれば、特に理由がない限りは2018年モデルを買われるのがお勧めです。

一方、今回のモデルからイヤホンジャックが廃止されているので、音楽用となどイヤホンジャック必須の使い方をされている方は要注意(別途USB-C接続のイヤホン変換プラグやオーディオI/F等が必要となります)。

2016年以前のiPad Proから買い換えるという方は、継続販売中の10.5inch(2017年モデル)を買われた方が良いかもしれません。

購入判別表

下記に今回の新型iPadPro購入をすべきか2017年モデルを購入すべきかの判別表を作ってみました。

購入時に重視する点 オススメのiPad Proモデル
今回買い換えたら長年使いたい 2018年モデル
料理など両手を使いながらiPadを使う頻度が高い 2018年モデル
グラフィック系の作業が多い 2018年1TBモデル
イヤホン重視 2017年モデル
とにかく安くiPad Proが欲しい 2017年モデル

上記はあくまで私個人の主観による表です。上記の表を参考に、あなたのiPadの使用用途に照らし合わせながら購入を検討してくださいね。

まだ購入するか迷っている方へ

iPad ProはiPadシリーズの中でも高額な部類に入るため、購入後に「やっぱりあっちのモデルにすればよかった」と後悔するのでは?と不安になる気持ちはよく分かります。

ここまで読んでも、どちらのiPad Proを買うべきか悩む…という方は、ひとまずレンタルしてみるのがオススメです。

もちろん、アップルストアなど実店舗の店頭に置いてあるiPad Proを触ってみても感触はわかります。

でも、実際に使ってみたいアプリの感触を確かめるには不十分だったりするので、じっくりiPad Proの使い勝手を確かめたい方はレンタルしてみて下さいね。

以上「2018年の新型iPad Proは2017年モデルと何が変わったか比較!インチサイズや容量の違いなど、注目の変更点を解説します。 」でした。