2018年も残りあと僅か。今年も心踊る運試し「福袋」の季節がやってきました。
本来、福袋は新年の初売りに合わせて売り出されるものですが、現在はネット通販の発達もあり、12月中の事前予約制となっている福袋も珍しくありません。
そこで今回は、ビックカメラ・ヤマダ電機・ヨドバシ・ノジマなど家電量販店の福袋攻略法をご紹介したいと思います。
- 家電量販店の2019年福袋の詳細:
- ネット販売の量販店別2019年福袋:
- 店頭販売の量販店別2019年福袋:
- 福袋ってどのくらいお得?気になる中身とは:
- 2019年はどれを買う?おすすめ福袋とお得な選び方:
- まとめ:
家電量販店の2019年福袋の詳細:
家電量販店の福袋をわかりやすく解説
今回ご紹介する家電量販店の福袋は、毎年高い競争率を誇る人気福袋です。人気とはいえ、初めて参戦しようとする方にはなかなか福袋の中身がイメージしづらいもの。
そこで、まずは大まかな販売形態や、ビックカメラ・ヤマダ電機・ヨドバシ・ノジマの過去実際に販売された福袋の例をご紹介していきたいと思います。
販売形態はネットと実店舗の2種類
家電量販店の福袋は、大きく分けてネット販売用と実店舗販売用の2種類があります。
一方、実店舗販売用の物は、販売当日に店舗へ行けば(売り切れや抽選制でない限り)予約なしで購入出来ることが多くなっています。
お店に行く機会がもてる方もそうでない方も、どちらも対応できるよう工夫されているので、その点ではありがたいといえるでしょう。
なお、ネット販売の内12月中に予約を受けている物は、1月1日に届くケースが多いようです。
実店舗で福袋購入 | ネット福袋予約・購入 | |
---|---|---|
予約の有無 | 予約なし(整理券・抽選の可能性あり) | 事前予約が基本 |
入手できる時期 | 購入したらすぐGETできる。 | 1月1日以降になるケースも。 |
年末年始は福袋に限らず配送が混み合う時期。必ず1月1日に届くとは限らないので、その点はこだわらないようにすれば、パソコンやスマホからの福袋予約・購入も楽しいものです。
では、まず初めにインターネット販売される家電量販店(ビックカメラ.com・ヤマダ電機・ヨドバシ.com・ノジマ)の福袋の攻略法をご紹介しましょう。
ネット販売の量販店別2019年福袋:
ビックカメラ.com
販売開始時期・販売方法・決済方法など
ビックカメラでも、毎年オンライン通販サイト「ビックカメラ.com」で福袋の販売が行われています。
記事執筆時点では2019年版の告知はまだですが、前回(2018年版)の販売時は、以下のようなかたちになっていました。
執筆中に2019年福袋の予約が開始になっており、今日(2018年12月16日(日)23:59)までで抽選予約終了になってました!先日話題になった「PayPay祭」でGETしたビックポイントも利用可能なので、この機会に ビックカメラの福袋抽選にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
- 抽選受付期間……2018年12月12日(水)11:00 ~ 12月16日(日)23:59
- 当選者の購入期間……2018年12月19日(水)13:00 ~ 12月25日(火)23:59
- お届け日……2019年1月1日(火)
- 決済方法……クレジットカード払いのみ(ポイント利用可)
ちなみに、2018年の販売情報は下記の通り。
- 販売開始……2018年12月19日(火)午前8時
- 販売方法……先着(決済完了)順
- 決済方法……クレジットカードのみ
攻略法や注意点
数量限定でクレジットカードの決済完了順に購入が確定するので、購入そのものは運の要素に左右される心配がありません。その点では、比較的攻略しやすい部類と言えるでしょう。
ただし、毎年非常に人気の高い福袋なので、販売開始と同時に購入手続きを始めるのが基本です。少しでも出遅れると売り切れる可能性もあるので、その点は要注意。
ビックカメラ.comのアカウントを未作成の場合や、作成済みでもクレジットカードの登録がまだという方は、販売開始前に確実に登録しておくようにしましょう。
また、既に登録済みであっても、有効期限や限度額に余裕があるかどうか、再度確認しておくのがおすすめです。
ヤマダ電機(ヤマダウェブコム)
販売開始時期・販売方法・決済方法など
大手家電量販店の中でも、どちらかというとロードサイド店が多い印象のヤマダ電機。そんなヤマダ電機も、毎年自社のネット通販サイトを使い福袋を販売しています。
ビックカメラ同様、記事執筆時点では販売の告知がされていませんので、ひとまず昨年の状況をみてみましょう。
- 予約期間:2018年12月15〜18日
- 販売方法:予約期間終了後に抽選
- 決済方法……クレジットカード・代引き等
攻略法や注意点
ヤマダ電機の場合はヨドバシカメラと同様、ネット販売分は抽選制となっています。
予約期間は短めですが、その間に予約さえしてしまえば、あとは運を天に任せるのみ。忙しい方でも、仕事の合間などに予約手続き出来るのは便利ですね。
抽選制なので特段攻略法があるわけではないのですが、狙い目はやはり人気の薄いジャンルの福袋。
人気が低ければ当選確率が上がることも十分考えられるので、ただ買いたいだけなら、そこを狙っていくのがお勧めです。
ノジマ
販売開始時期・販売方法・決済方法など
ノジマの福袋販売方法は、他の家電量販店とは少し違っています。他店同様告知はまだですが、昨年の状況は以下の通り。
- 販売開始……1月1日
- 販売方法……先着順
- 決済方法……クレジットカード・代引き等
こちらも福袋の情報が出ましたら、情報を更新していきますね。
攻略法や注意点
ノジマの福袋販売の大きな特徴は、事前予約や抽選は行わず、1月1日から先着順で販売というガチンコ勝負となっていること。
ある意味、福袋本来の売り方に沿っているともいえるのですが、店頭とネット販売の時期を合わせているのは(ここまでご紹介した店舗のなかでは)珍しいパターンです。
攻略法は基本的にはビックカメラと共通。
- 事前にアカウントの作成やクレジットカードの登録・確認などを済ませておく
- 販売開始と同時にサイトへアクセスしてサクッと購入する
この2つを守れば、こたつの中から福袋を買うことができます。
ただし、1月1日に買うということは、当然配送先への到着は早くても翌日以降になるので注意が必要。
どうしてもすぐに欲しいという方は、店頭販売を狙った方が良いでしょう。
ヨドバシ.com
大手家電量販店ヨドバシカメラ。そのネット通販サイトがヨドバシ.comです。
こちらでは例年福袋の予約抽選販売が行われているのですが、残念ながら、この記事の執筆時点で、既に2019年分の販売予約は終了となっています。
- ネット予約終了:ヨドバシ.com
(ちなみに、申込期間は2018年11月29日〜12月6日と、かなり早めかつ短期間の受注体制でした)
とはいえ、例年通りであれば、2019年も店頭での福袋販売が行われるでしょうから、まだチャンスがあります。
ヨドバシカメラで福袋を購入したい方や、ヨドバシポイントを貯めているという方は、この後ご紹介する店頭購入のポイントをご覧ください。
店頭販売の量販店別2019年福袋:
ヨドバシカメラ
ヨドバシカメラでは、新年初営業日(1月1日または2日)に店頭で福袋の販売を行っています。
前回のケースでは、当日開店前に整理券を配布し、それをもっている人だけが購入出来るスタイルになっていました。
- 開店日(2018年):新年初営業日
- 行列対応:当日開店前に整理券を配布
その為、早い店舗では大晦日から列が形成されていたようです。この辺りのパターンはApple直営店のiPhone行列と似ていますね。
ビックカメラ
ビックカメラの店頭販売は、ヨドバシカメラ同様、店舗の年始初営業日(1月1日または2日)です。
販売は基本的に先着順ですが、過去には一部の人気福袋で整理券や抽選制となったこともあるようなので、油断は禁物。
- 開店日(2018年):年始初営業日
- 行列対応:基本的に先着順。過去には整理券や抽選制になったことも。
ただ、1日に買えなかった時は2日から開店の店に並んでリベンジすることも出来るので、その点ではオンライン通販よりもチャンスが多いかもしれません。
ヤマダ電機
ヤマダ電機の福袋店頭販売は、前回は1月2日に開催されています。これは、ヤマダ電機各店の年始初営業日が1月2日だった為。
「1日じゃないの?」と感じるかもしれませんが、逆の見方をすれば、1日に他店で福袋にチャレンジし、翌日はヤマダ電機のそれにチャレンジという買い方も出来ることになるので、購入者側としてはむしろありがたいかもしれません。
- 開店日(2018年):1月2日
- 行列対応:商品により先着順・抽選制
なお、例年複数の種類の福袋が用意されていますが、商品により先着順・抽選制と販売方法が異なります。
ノジマ
ノジマの福袋は、オンライン同様基本的には例年1月1日の開店から発売となります。
- 開店日(2018年):1月1日
- 行列対応:不明
情報が少なく、販売方法の詳細までは調べきれなかったのですが、先着・抽選どちらでも対応できるような心構えで行くのが良いでしょう。
(2018年、ノジマで福袋を購入したよという方からの販売方法に関する情報、お待ちしております!)
各店舗の2019年福袋に関する情報がわかり次第、この記事に追記していきます。
各店共通の基本的な5つの攻略法
1:全ての基本は早く並ぶこと
店頭販売の場合、売り方のパターンは概ね決まっているので、攻略方法も自ずと似てきます。
基本的には、先着順と抽選制のいずれの場合も、前日夜から列に並ぶのが定番です。
「抽選制ならゆっくり出掛けても大丈夫では?」
と思いがちですが、抽選券の配布時間や枚数が限定されていることがあるので、結局は早くから並ばなければなりません。
2:買う福袋を1つに絞っておく
列に並ぶ前に、購入したい福袋を1つに絞ります。
家電量販店の福袋は争奪戦になることが多いので、あれもこれもと考えていると、迷っている間に全部売れてしまうなんて事も。
また、列が商品毎に分かれていたり、整理券の配布段階で1種類に絞るよう要請されることもあり得ます。
どうしても複数購入したいという場合は、家族や友人に協力してもらい、分担して購入するのが良いでしょう。
3:防寒対策はしっかりと
寒空の下で列に並ぶことを考えると、キャンプなどと同じように、しっかりとした防寒対策が必要です。
また、長時間立ち続けるだけでもかなり体力を消耗するので、列に並ぶ前夜はしっかりと睡眠を取り、疲れを残さないようにしましょう。
1人で並ぶ場合は列を離脱することも難しくなるので、事前にコンビニ等で簡単な食事(ゼリー飲料がおすすめ)を買っておくことも大事なポイントです。
4:出来るだけ複数人で出掛ける
列に並ぶ場合、出来れば自分1人ではなく、家族や友人と一緒に出掛けるのがお勧めです。
これは購入商品を分担して効率よく買えるほか、待ち時間の間も話し相手が出来る、トイレ等で離脱する際も並ぶ位置をキープできるといったメリットも。
特に女性の場合は、防犯面でも複数人の方が安心です。
5:ポイントカードを準備しておく
家電量販店といえばポイントカードは定番。
現金にしろクレジットカードや電子マネーにしろ、ポイントカードと併用するのは基本中の基本です。
お店によっては現金の方がポイント還元率が高い場合もあるのですが、多少の差なら、個人的にはクレカや電子マネーの方がセキュリティ的な面でもおすすめです。
福袋ってどのくらいお得?気になる中身とは:
福袋はジャンルを問わず、購入金額より袋の中身の総額が高くなる物が一般的です。
では、実際の家電量販店の福袋は、果たしてどの程度お得なのでしょうか?
アタリを引けば数万円得することも
多くの福袋は可もなく不可もなく、ただし中身の総額は福袋の価格と同じか少し高くなるように調整されています。
一方、俗にアタリと呼ばれるようなお得さを誇る商品があることも。いくつか例を挙げてみましょう。
福袋アタリ商品例
例1:iOSタブレットの福袋(2018年正月:ビックカメラ)
2018年のお正月用福袋としビックカメラが出していたもので、iPad Air2といくつかのアクセサリ類などが入って、販売価格は19,800円。
ちなみに、iPad Air2を普通に買うと30,000円台後半なので、アクセサリ類を考慮しなくても、1万円以上得をしたことになります。
例2:Surface Proの福袋(2018年正月:ヨドバシカメラ)
こちらは、同じ時期にヨドバシカメラが出していた福袋。
Surface ProはMicrosoftが販売しているWindowsのタブレットPCで、AppleでいうところのMacBook(12inch)やMacBook Airに近い位置づけのモデルです。
このSurface Pro、当時新品で10万円前後していた物が、なんと60,000円の福袋に入っていました。
通常、新品のPCを無条件で数万円も値引きすることはほぼ不可能なので、かなりのお買い得であったことは言うまでもありません。
2019年はどれを買う?おすすめ福袋とお得な選び方:
では、家電量販店の福袋の中でアタリを引くために、狙うべきはどのような福袋なのでしょうか。狙うべきお得な福袋を考えてみましょう。
ビックカメラのMacやiOS系福袋は狙い目
この記事を書いている時点では、福袋の詳細を出している店舗が事実上ないので、具体的にどの商品がおすすめということはできません。
ただ、前回とほぼ同じパターンで登場すると仮定した場合、個人的なお勧めの1つが、ビックカメラのApple製品福袋。
先程ご紹介したiPadの福袋でも十分お得でしたが、Macの福袋なら運が良ければ数万円得をすることもあります。
また、Apple製品の場合、新品未使用なら買取価格もそれなりに高いので、ハズレだと思ったら使わずに売ってしまうのも手。
福袋代を取り戻せるかは中身の商品や売却時の状況次第ですが、他の一般的な家電製品よりは売りやすいと思います。
がっかり率を極力下げる福袋の選び方
「福袋を買ったものの、中身を見てがっかり…」なんてことは、家電量販店の福袋に限らず、昔からの定番です。
福袋の性質上、ガッカリを完全になくすことは出来ませんが、実はその可能性を下げることは難しくありません。
1つ目のポイントは、具体的な商品名が書かれている物を選ぶ事。
例えば、「ロボット掃除機の福袋」だとルンバ以外の製品が入っている可能性もありますが、「ルンバの福袋」ならルンバが入っていないということはありません。
2つ目のポイントは、売却する場合に高く売れる人気商品の福袋を選ぶ事。
例えば、MacやiPadなら型落ちでも新品はそれなりの値段で売れますから、仮に中身に満足いかず中古販売店へ売却する場合も、よく分からないメーカーの似たような製品よりは損失が少なくなります。
福袋で「ハズレ」を引いたらどうする?
このように、ある程度までならガッカリ遭遇率を下げることが出来る福袋ですが、それでもイマイチな物を引いてしまったときは、どうすれば良いのでしょうか?
この場合、基本的には中古販売店やメルカリなどで売却して、現金化してしまうのがおすすめです。
単価の安い商品はろくな値段が付かない可能性もありますが、PCなどの高額商品なら、福袋代を取り戻せなくとも、それなりに戻ってくる可能性もないわけではありません。
なお、福袋商戦直後は多くの売却希望者が集中する為、買取や売却の価格もそれに応じて定価することがあります。
Macのように値崩れしにくい商品の場合は、価格が戻るまで少し待ってから売却するのも手でしょう。
まとめ:
今回は、家電量販店の福袋の雰囲気や攻略法についてご紹介しました。
福袋は「中身の見えない袋を開くドキドキ感が溜まらない」とか、「大した物が入っておらずがっかり」など、人によりイメージはさまざま。
福袋は、上の年代になればなるほど、デパートの初売りなどで売られている印象が強いようですが、実店舗のみの販売だった福袋も、近年ではさまざまな業態で販売が行われています。
実店舗販売の印象が強いのは、元々、福袋は江戸時代に越後屋呉服店(後の三越)で売られていた恵比寿袋に端を発すると言われており、その頃の名残で、今もデパートの名物となっているという経緯があるからかもしれません。
今やネットでも実店舗でも楽しめる福袋。1年の運試しができる福袋は、アタリを選べさえすれば大きく得をすることも出来ます。
みなさんもぜひ、1年の運試しに購入してみてはいかがでしょうか?お店に並ぶ方は、風邪を引いたりしないよう、くれぐれも無理をなさらないでくださいね。
【追加】2019年福袋のネット予約ができる家電量販店一覧
こちらに2019年の家電福袋がネット予約できるサイトをまとめていきます。今回ご紹介した家電量販店以外にも情報があれば、追加していきますね。
人気サイトや人気福袋はすぐに予約・販売が終了してしまうので、購入はお早めに!
- ネット予約終了:ヨドバシ.com
【関連】ふるさと納税でiPadやAppleWatchをもらうのもアリ
1年の運試しとして福袋を購入するのも楽しいですが、どうせ税金を納めるなら、ふるさと納税でiPadやAppleWatchをもらうというのも手です。
調べてみてビックリしたのは、今年(2018年)発売された最新のiPad Proや、Apple公式サイトで現在販売されているiPad mini 4がふるさと納税の返礼品として提供されているということ。
型落ちのApple製品ばかりだと思っていたので、改めてふるさと納税の過熱ぶりを認識してしまいました。ふるさと納税しようと思うけど、何を返礼品としてもらったらいいか分からないという方は、参考にしてみてくださいね。
以上「2019年福袋、最新情報!ビックカメラ・ヤマダ電機・ヨドバシ・ノジマ福袋の予約抽選はいつ?お得な選び方やハズレ福袋の攻略法も解説。」でした。