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MacBook Proがこっそりバージョンアップ!2017年と2018年モデルのMacBook Proでは、性能やスペックはどう変わった?

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新型MacBook Proの性能はいかに…
2018年7月14日(日本時間)、AppleはMacBook Proのマイナーアップデートを行いました。

何の前触れもなく訪れたアップデートに、驚いた方も多いはず。今回は、そんなMacBook Pro(2018)の実像に迫ります。

ひっそり行われた「サイレントアップデート」

Appleのサイレントアップデートとは?

Apple製品が新たに発売される時、一般にはiPhoneのような発表会を開催するイメージが強いかもしれません。

実際、フラグシップ機のiPhoneなど、Appleがその時点で強く推しているハードウェアについては、新製品導入の際に発表会が行われることが普通です。

一方、発表会をするほどでもない、小規模なアップデート(マイナーアップデート)を行う程度の場合、発表会をせずにひっそりOnlineStoreのラインナップが切り替わることも珍しくありません。

それが、サイレントアップデート。

  • 通常アップデート:Appleから事前告知あり
  • サイレントアップデート:Appleから事前告知なし

今回のMacBook Pro(2018)も、このサイレントアップデートのパターンです。発表会を行う場合と異なり、サイレントアップデートは事前の噂情報が出づらく、予測しづらいのが難点。

実際、今回のMacBook Proは、個人的には想定より早くアップデートされたので、私自身少し驚きました。

変わったのはMacBook Pro一部モデルのみ

現在発売されているMacBook Proは、大きく分けて次の3種類です。

  • 15inchモデル(Touch Bar付き)
  • 13inchモデル(Touch Bar付き)
  • 13inchモデル(Touch Barなし)

このうち、今回アップデートされたのは15inchモデルと13inch(Touch Bar付き)の2種類のみ。

13inchのTouch Barなしモデルは、アップデートは行われていません。まずは、その点に注意が必要です。

2018モデルの主要スペックをチェック

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それでは、今回アップデートされたMacBook Pro(2018)モデルのスペックを確認していきましょう。

MacBook Pro 15inchモデル

15inchモデルは、性能により2つの基本モデルが設定されています。

モデル間共通の仕様
ディスプレイ True Tone搭載Retinaディスプレイ
セキュリティ Touch ID
拡張ポート Thunderbolt 3ポート x 4
Bluetooth Bluetooth5.0
RAM 16GB 2,400MHz DDR4メモリ
ノーマル
CPU Intel Core i7 2.2GHz(第8世代 6コア)
ストレージ 256GB SSD
内蔵GPU Radeon Pro 555X(4GB GDDR5)
上位版
CPU Intel Core i7 2.6GHz(第8世代 6コア)
ストレージ 512GB SSD
内蔵GPU Radeon Pro 560X(4GB GDDR5)
ここがポイント!

15inchモデルは、従来からグラフィック能力が13inchモデルより高く、プロユーズにも対応できるモデルとして設定されてきました。

今回もこれは同じで、dGPU(内蔵GPU)の搭載など、持ち運べる高性能Macとして確固たる地位を築いています。

MacBook Pro 13inchモデル(Touch Barあり)

13inchモデルのTouch Barありタイプは2タイプ用意されていますが、ストレージ容量の違いしかない為、実質1モデルです。

基本仕様
ディスプレイ True Tone搭載Retinaディスプレイ
CPU Intel Core i5 2.3GHz(第8世代 4コア 128MB eDRAM)
RAM 8GB 2,133MHz (LPDDR3オンボード)
内蔵GPU なし
セキュリティ Touch ID
拡張ポート Thunderbolt 3ポート x 4
Bluetooth Bluetooth5.0
ストレージ 256または512GB SSD
ここがポイント!

13inchのTouch Barなしモデルは、15inchと比較するとMac単独での処理能力は弱めです。

ただし、Thunderbolt3ポートを4つ備えている為、eGPU(外付けGPU)などの拡張機器を組み合わせることで、その性能を高めることもできます。

新旧MacBook Proの比較で見える4つの違い

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次に、先代(2017年)モデルとの違いについて、特にユーザーに影響の大きい部分を中心に見ていきましょう。特に、15inchモデルは変更点多めですよ。

1:最大32GBのRAMを搭載でグラフィック作業により強く

15inchモデル限定ですが、これまで最大16GBだったRAMの搭載量が32GBまで拡大されました。RAMは人間で言うところの作業机にあたる存在。

CPUなど他のハードウェアの性能が同じであれば、基本的にはRAMの容量が大きいほど、コンピューターの処理能力は上がります。

簡単なネットサーフィンや、メモ帳でテキストを打つ程度であればそこまで大きな意味はないのですが、動画のエンコードなど、グラフィック系の処理を行う際は影響大。

ラップトップMacで動画編集などをされる方は、2017年モデルより2018年モデルの15inchの方がお勧めです。

なお、RAMの増設は後からは出来ないので、Apple OnlineStore経由で注文時にカスタマイズする必要があります。

2:家庭用最上位CPU Core i9にも対応

こちらも15inchモデル限定ですが、Apple OnlineStoreでカスタマイズしたものを注文することで、CPUを標準のCore i7からより上位のCore i9へ変更することができます。

このCore i9は、家庭用PC向けのIntel製CPUでは最上位の製品で、負荷の高い処理を必要とする場面(動画エンコードや3Dを多用したゲームなど)で威力を発揮します。

Core i7でも十分過ぎるほど高性能なのですが、仕事で動画編集をしていたり、YouTuberとして4K動画を毎日エンコードしているような方は、Core i9にした方が作業の効率が上がるかもしれません。

3:Bluetooth5.0に対応

13inch(Touch Bar付き)と15inch共通で、Bluetooth5.0に対応しました。Bluetooth5.0とは、2016年6月16日に発表された最新のBluetooth規格です。ケータイWatchによると、Bluetooth 5 とは下記のような特徴があるようです。

Bluetooth 5 とは

Bluetooth 5.0の特長は、通信速度を柔軟に変えることができるうえ、通信距離の延長/通信高速化、同報送信機能の拡充、低消費電力の維持、などを達成したことです。

そして、誤り訂正能力を強化したうえで、たとえばBluetooth 5.0では、通信速度を1Mbpsから半分の500kbps、1/8の125 kbpsと通信速度を順に落とすことができます。こうすることで、これまでより通信可能距離を伸ばせるようにしています。

なお、Bluetooth 5.0では、物理層でのデータ転送速度がBLEの2倍となっています。つまり、条件さえよければデータ伝送速度をこれまでの2倍の約2Mbpsに引き上げることも可能です。これだけの速度があれば、音楽鑑賞用ヘッドフォンなどでの利用も可能となるでしょう。


第808回:Bluetooth 5 とは - ケータイ Watch

現時点では、Bluetooth5.0を活かした製品はまだ多くありませんが、PCはスマートフォンより長く使うことも多いので、新しい規格に対応してくれたのは素直に嬉しいところです。

4:TrueToneディスプレイを搭載

こちらも13inch(Touch Bar付き)と15inchモデル共通ですが、ディスプレイの表示能力が上がり、TrueToneディスプレイに対応しました。

このTrueToneディスプレイは、iPhoneXにも搭載されている技術で、センサーで得たデータを元にディスプレイの表示をより自然にしてくれる機能のこと。

あなたがMacBookProを使う際の周囲の光が持つ色温度に合わせて、ホワイトバランスが自動的に調整されます。そのため、「画面が太陽光でうまく見えないよー」ということも少なくなり、画面の見え方がより自然になります。

TrueToneディスプレイ対応端末

現在、次の端末でTrueToneディスプレイが使われています。

  • iPhone X
  • iPhone 8
  • iPhone 8 Plus
  • iPad Pro 12.9-inch (第 2 世代)
  • iPad Pro 10.5-inch
  • iPad Pro (9.7-inch)

すでにiPhone8やiPhoneXを使っている方は、屋外から屋内に入った際に画面が見にくくなっていた現象が解消されていることに気づいているかもしれません。その画面自動調節機能が「TrueToneディスプレイ」です。

長時間ディスプレイとにらめっこすることになることが多い方は、意外に負担になるパソコン画面の明るさ調整。これを自動的に調整してくれることで、仕事や作業効率が上がる可能性があります。

まとめ:本気が詰まったMacBookProの変更

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今回は「MacBook Proがサイレントアップデート!2018年モデルの実像に迫る」と題して、最新のMacBook Pro(2018)モデルのスペックや変更点などについてご紹介しました。

AppleのHPを見る限り、今回はマイナーアップデートの割には随分と気合いが入っており、本当にマイナーアップデートなのかと疑いたくなるほどです。

MacBook Proの買い換えを考えている方は、2018年モデルも十分検討に値すると思いますよ。詳細は下記Apple公式サイトを見てみて下さいね。

以上「MacBook Proがこっそりバージョンアップ!2017年と2018年モデルのMacBook Proでは、性能やスペックはどう変わった?」でした。